皆さん、こんにちは。
本日の大分県中津市では雪がとても降っています(;’∀’)
今のところ積もってはいませんが、明日にかけてが心配です💦
皆さんも十分に気を付けてくださいね。
さて、本日のタイトル『冬に注意したいこと』です。
本日のように寒い日に注意していただきたいことはヒートショックです。
浴室でのヒートショック!!
浴室でのヒートショックは、冬場など寒暖差が大きい時期に特に注意が必要な健康リスクです。
暖かい室内から寒い浴室への移動など、急激な温度変化によって血圧が大きく変動し、心身に負担がかかる状態を指します。
ヒートショックが起きるメカニズム
- 暖かい室内: 暖房の効いた部屋では血管が拡張し、血圧が安定しています。
- 寒い浴室: 浴室に入ると、寒さを感じて血管が収縮し、血圧が上昇します。
- 熱いお湯: 浴槽に浸かると、今度は熱いお湯に体が慣れようとして血管が拡張し、血圧が急低下します。
この血圧の急激な上下動が心臓に負担をかけ、最悪の場合、心筋梗塞や脳卒中を引き起こす可能性があります。
ヒートショックのリスクが高い人
- 高齢者
- 高血圧の方
- 糖尿病の方
- 心臓病の方
- 循環器系の疾患をお持ちの方
ヒートショックの症状
- めまい
- 動悸
- 吐き気
- 視界のぼやけ
- 失神
ヒートショックを防ぐために
- 浴室の温度: 浴室の温度を、室温と浴槽の湯温のちょうど中間になるように調整しましょう。
- 脱衣所の保温: 脱衣所に暖房器具を設置したり、湯船から出る前に洗面所を温めておくなど、寒暖差を少なくする工夫をしましょう。
- ゆっくりと入浴: 急に熱いお湯に入らず、ぬるめのお湯から徐々に温度を上げていきましょう。
- 長湯を避ける: 長湯は体力を消耗し、体温が上がりすぎてしまうため、適度な時間で切り上げましょう。
- 入浴前後の水分補給: 脱水状態は血圧変動を促すため、こまめに水分を補給しましょう。
- 入浴前に深呼吸: 深呼吸をすることでリラックス効果が得られ、血圧の安定に繋がります。
その他の注意点
- 浴槽での立ち上がり: 浴槽から立ち上がるときは、ゆっくりと立ち上がり、ふらつかないように注意しましょう。
- 浴室での転倒防止: 浴室に滑り止めマットを敷いたり、手すりを設置するなど、転倒防止対策をしましょう。
まとめ
ヒートショックは、適切な対策を行うことで十分に防ぐことができます。
特に冬場は、浴室の温度管理や入浴方法に注意し、安全な入浴を心がけましょう。