収納UP!キッチン収納の種類とアイデア

~キッチン収納を見直して、家事をもっと快適に~

皆さん、こんにちは(^^)

突然ですが――
「キッチンの収納スペースが少ない!足りない!」
そんなお悩み、感じたことはありませんか?

・狭いスペースに物をぎゅうぎゅうに詰め込んでしまう
・決まった場所に物を戻せず、どこに何があるかわからない
・家族が収納場所を把握できていない

こうした声を、お客様からよく伺います。
収納が足りないと、どうしてもキッチンが散らかりやすくなり、料理や片付けのストレスにつながってしまうんですよね。

一方で、最近は便利な調理家電や、おしゃれなキッチングッズが増えています。
「このホットプレートかわいいけど、置く場所がない…」
「新しいオーブンレンジを買いたいけど、もう入らない…」
そんな風に感じたことがある方も多いのではないでしょうか?

でも、諦める必要はありません!
キッチンの収納を見直すことで、今のスペースでも“使いやすくスッキリしたキッチン”を実現できるんです。

今回は、収納量を増やせるキッチンリフォームの方法を5つご紹介します。


① 背面収納

近年、マンション・戸建てを問わず人気を集めている「対面キッチン」。
その背面(後ろの壁側)に設けるのが「背面収納」です。

キッチンの背面収納には、食器や調理家電をまとめて置けるだけでなく、
「見せる収納」としてインテリア性を楽しめる魅力もあります。

たとえば、家電収納付きのカップボードや、オープン棚にお気に入りの食器を飾るなど、デザイン性の高い空間づくりができます。
また、動線を考えて配置することで「出して使う」「しまう」の動作もスムーズ。

ただし、背面収納を設けると通路が狭くなることがあるため、キッチンと背面の間に100cm以上の通路幅が確保できると理想的です。
広めのキッチンをお持ちの方におすすめです。


② 吊り戸棚

 

「上の空間がもったいない!」という方に人気なのが、吊り戸棚。

キッチン上部の天井や壁に設置することで、これまで使われていなかった空間を有効活用できます。
頻繁に使わない季節の食器や保存容器、買い置きの調味料などを収納できるので、カウンターや作業スペースをスッキリ保てます。

最近では、昇降式の吊り戸棚もあり、ボタンひとつで棚が降りてくるタイプも登場しています。
手動・電動で価格差はありますが、比較的リーズナブルにリフォームできる点も魅力です。


③ 床下収納

床下のスペースを活用して、見た目を変えずに収納量を増やせるのが「床下収納」です。

普段は使わない非常食や飲料のストック、使用頻度の低い鍋などを収納しておくのに便利です。
キッチンの見た目を変えず、スッキリとした印象を保てるのが嬉しいポイント。

ただし、マンションでは構造上難しい場合もあります。
戸建て住宅で、収納を増やしたいけれど外観を変えたくない方におすすめです。


④ パントリー収納(食品庫)

そして、近年特に注目を集めているのが「パントリー収納」です。

パントリーとは、食品や日用品をまとめて収納できるスペースのこと。
キッチンの横や背面に設けることで、「見せない収納」が実現します。

パントリー収納のメリット

  • まとめ買いした食品をストックできる

  • 飲料や調味料の在庫管理がしやすい

  • 調理家電やキッチン雑貨を一箇所に集約できる

  • 扉付きなら、来客時に生活感を隠せる

パントリーは大きく2タイプあります。

  1. ウォークインタイプ …人が中に入れる広さで、たっぷり収納できる

  2. 壁面収納タイプ …キッチンの一角に棚や引き出しを設ける省スペース型

スペースに余裕がある方はウォークインタイプ、限られた空間でも収納力を高めたい方は壁面タイプがおすすめです。

また、扉付きにすれば生活感を隠せて、見た目もスッキリ。
オープン棚にすれば、出し入れが簡単で時短にもつながります。
冷蔵庫や電子レンジをパントリー内にまとめることで、キッチンの印象がよりスッキリするというメリットもあります。


⑤ 収納力の高い最新キッチン設備

 

最後にご紹介するのは、キッチン自体を新しいものに交換するリフォームです。

最近のシステムキッチンは、収納力の高さが格段にアップしています。
引き出しの奥までスムーズに開く「フルスライドタイプ」や、
足元のデッドスペースを活用した「けこみ収納」など、メーカーごとに工夫がいっぱい。

同じサイズでも、10年前のキッチンと比べると収納量が1.5倍以上になることも珍しくありません。
また、デザイン性も高く、お手入れのしやすさや耐久性も向上しているため、満足度の高いリフォームになります。

◎ たとえばこんな方におすすめ!

  • 古いキッチンを新しくしたい

  • デザイン性も機能性も両立したい

  • 収納量だけでなく、作業動線も改善したい


収納を見直すだけで「暮らしの質」が変わる

 

キッチンの収納を増やすリフォームを行うことで、
・調理スペースが広くなり、作業効率アップ
・モノの定位置が決まることで片付けがラクに
・生活感が減り、キッチン全体がスッキリ見える
といった嬉しい変化が生まれます。

収納が整えば、「料理をする時間が楽しい」「片付けが簡単になった」と感じる方も多く、家事のストレスもぐんと減ります。


まとめ

今回は、キッチン収納を増やす5つのリフォーム方法をご紹介しました。

  1. 背面収納

  2. 吊り戸棚

  3. 床下収納

  4. パントリー収納

  5. 収納力の高いキッチン設備

それぞれの方法には、空間やご家庭のライフスタイルに合わせたメリットがあります。
「物が多くて片付かない」「もっとスッキリ使いたい」とお悩みの方は、
ぜひ一度、収納計画からキッチンリフォームを考えてみてくださいね。

収納が整ったキッチンは、心までスッキリ。
きっと毎日の料理時間が、今よりもっと楽しくなりますよ(^^)